6月になりました。
4月から1回も登校していません。
東京医科歯科大学では、実習や試験のようにどうしてもオンラインではできないものを除いては、引き続きZOOMを用いた講義が続いています。
6月に今年度初の試験がある予定で、この日は今のところ登校することになっています。このまま第2波がこなければ、編入試験も秋には実施できるのかなと思います。
個人的には、通学の往復2時間弱が有効に使えるし、講義の合間に家事ができたりして大変助かっています。
画像診断の講義ではスクリーンに提示されるより自分のPCで見たほうが細部まで見えるのは明らかで、むしろメリットが大きかったように思います。チャット機能があるのでいつもより活発に質問も出ています。すぐ隣に座る友人に「ねえねえ」と聞けないのは不便かなと思いましたが、LINEでがんがんやり取りしているので、それもたいした問題ではなく。
グループワークなどがない時には自分のカメラをOFFにしてよいことになったので(通信容量を下げるため)、妙なプレッシャーを感じなくてよくなったのも大きいです。
デメリットは運動不足になることと、眼や肩や腰が疲れること、先生が慣れていない場合があること、くらいです。
試験と実習が夏休みにずれ込んで、午前中試験&午後実習という日々が2週間続くのは少ししんどそうですが…。
医科歯科は何といっても附属病院があり、COVID-19患者を積極的に受け入れているため、学生の登校に関しては慎重に考えているようです。敷地内では学生、病院職員、患者が接する可能性があるため、試験の日も学生はさっと来てさっと帰るように指導されています。院内感染だけは防がなくてはなりません。
学内の「コロナ対策通信」なるメルマガで病院の状況が報告されるのでよく読んでいます。先生方やその他の職員のみなさんには本当に頭が下がります。
メルマガの内容は学内秘なのでここに載せることはできませんが、情報の一部は以下の特設ページでも発信されています。ここには機微な情報はないのですが、医科歯科に興味のある方はチラ見してみてはいかがでしょうか。病院経営的には数億円のマイナスを背負って対応しているということにはちょっと驚きます(「基金募集」のページ)。いろんなところからいろんな支援をいただいているということも良くわかります。
学生の私にできることは、自身が感染源となって学内にウイルスを持ち込むことがないよう、健康管理に気を付けることなので、しっかり頑張ります。