一昨日と昨日の2日間、第118回医師国家試験が行われました。
私の同級生が受験しており、私も出産イベントがなければこの試験を受けていました。
医科歯科生は毎年ほぼ全員が合格ですが、それでも緊張するだろうし、何より長丁場なので疲れますよね…みんなほんとうにお疲れ様、来年私も頑張ります…!
来年受験する自分のためにも、この機会に国試の概要を整理しておきたいと思います。
以下の情報は、2023年度(第118回)時点のものです。
厚労省と、各予備校等が発信している情報を元にしています。
医師国家試験の概要
実施時期
2月上旬から中旬の土日2日間。
受験会場
全国12都道府県の13会場。
基本的に大学ごとに指定される。
試験の形式等
問題冊子&マークシート方式。
五肢択一が基本。
正答を2つ/3つ選ぶものや、選択肢が6つ以上のものもある。
問題数と時間割
全400問。
1日目:各論、必修、総論の3ブロック合計200問
2日目:同上
出題内容
厚労省の「医師国家試験出題基準」に基づく。
満遍なく出題されるがいわゆる「メジャー科」からの出題が多め。
最も出題数の多い分野は「公衆衛生」。
計算問題、全文英語の問題が数問ある。
合格基準
- 必修問題:80%以上(絶対基準)
- その他の問題:70%前後(相対基準)
- 禁忌肢:2問以下(絶対基準)
のすべてを満たせば合格。
合格率
例年90%程度
つぶやき
たったこれだけの情報ですが、ソースを漁っていたら結構時間がかかってしまいました…。それぞれ詳細については次の記事で書こうと思います。
国試は厚労省から問題と解答が公開されています。無料で解答解説を閲覧できる予備校のサイトも存在します。
医学部で学ぶとこんなことがわかるようになるんだ、と思うとモチベーションが上がりますので、一度国試の問題を見てみるのもおすすめです!