東京医科歯科大学(東京科学大学(仮))医学部編入とTOEFL受験

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子育てしながら医学部生、のピンチ

もうすぐ4年生が終わり、4月からはStudent Doctorとして、病棟に出て実習が始まります。

 

ここで、入学以来最大のピンチが訪れてしまいました。

 

朝7:45集合!

実習ではいろいろな診療科を回ることになっています。来年度は、必修8、選択内科7、選択外科5、で合計20の診療科をそれぞれ2週間ずつ回る予定です。

先輩方からの情報と、今年度までのシラバス(来年度のものはまだ公開されていない)を見ると、診療科によっては朝がとても早いんですよね…。

とくに外科系は8:30より早い集合が多く、中には7:45集合という場合も。

 

新型コロナの影響を鑑みて学生を長いこと大学にいさせない、という方針のようで、帰宅が遅くなることはほとんど無いようでした。

 

それは初耳

入学前に医科歯科の時間割は何度も確認しました。「実習で帰りが遅くなる場合がある」ことは記載されていましたが、朝が早くなることもあるというのは盲点でした。

 

今は、1限開始は9:00です。保育園に寄っても、8:00前に家を出れば間に合っています。

8:00集合はギリギリです。保育園が7:00オープンなので、一番乗りで預ければ大学行って着替えて病棟に行って、なんとか間に合うかなと思います。

7:45は無理です。保育園が開いてから預けたら100%間に合いません。

 

さて…どうしたものか。

 

解決策模索

春休みの間になんとか手立てを考えておかないといけないので、あちこち頼るところを検討しました。

身内を頼る

夫は私が起きるころには出発してしまうのですが、そこをなんとかしてもらう。職場との調整が必要なのですぐには無理だと思いますが、検討してもらうことはできそうです。どうしても無理なときに単発で調整してもらうこともできそう。

両親は1時間くらいで来れるところにいますが、健康とは言え高齢です。2週間毎日早朝に来てもらうのは簡単ではありません。こちらも単発ならお願いできそうです。

大学に相談

教務に相談したところ、どうしても難しい場合は各診療科の指導責任者の先生に相談してみてください、ということでした。

あとは先生がどう判断するか…毎日じゃなくていいとか、代替の課題を出すとか、何かアイディアをいただけると良いのですが…。

外部サポートを利用

現実的には、送迎シッターサービスかなと考えていました。

が、民間サービスはなかなかのお値段です、早朝は特に。1時間お願いすると3000-4000円はかかります。2週間で4万円!破産!

背に腹は代えられないので、とにかく登録&事前顔合わせを設定しました。

 

救世主ファミリーサポート

区や大学が提供している「ファミリーサポート」という公的サービスがあります。サポーターさんはボランティアとして登録されているので、1時間800-1000円と申し訳ないくらいありがたいお値段です。もちろん区、大学どちらも登録しました。

大学紹介のものはサポーターさんの数が多くないので、無理かなと思っていたのですが…先日、わりと近所でサポート可能という方が見つかったのです!感激。

 

医科歯科大はこういうこともちゃんとやってくれているところが良いです。

ちょうど、「女性キャリアアップ支援制度」と「ファミリーサポート」についての取材動画があったので貼り付けておきます(2022/9/17頃まで閲覧可能)

 

少し安心

まだローテーションが発表されておらず、4月からの生活どうなるのか未知です。

でも、身内、外部サービス、ファミリーサポート、と複数の頼りどころを確保できたことで、少し安心しました。

 

研修医になったら家の近くの病院を選べば朝早いのはクリアできるなと思っていたのですが、病棟実習もこんなに早いとは…甘かった。

研修医は自分で多少は業務を調整できたり、場合によっては勤務時間の調整も可能だと思うのですが、学生はそうもいきませんしね。

 

これから医科歯科の受験を考えている方もご家庭の事情は様々だと思いますが、なにか参考になれば嬉しいです。