東京医科歯科大学(東京科学大学(仮))医学部編入とTOEFL受験

東京医科歯科大学医学部編入とTOEFL受験の情報を発信します。

カリキュラムに関する噂

噂でしかないですが、カリキュラムが変わるかもしれないようです。

 

ウワサ1:教養科目履修期間の短縮と専門教育の前倒し

信憑性 ★★★☆☆

むしろリベラルアーツを強化したいのかと思っていたのですが…?

編入生としては、専門教育が前倒しされてしまうと、入学時点でもう履修できない専門科目が存在することになるので、正直メリットはあまりないです。

私が入学した時点ですでに「履修できない必修科目」は若干存在していて、カリキュラム外で補講が行われました。補講のコマ数が多くなると先生も編入生も大変そう…。

 

ウワサ2:4年次CBT・OSCEと病棟実習開始時期の前倒し

信憑性 ★★★☆☆

現在、医科歯科の病棟実習開始時期は5年生の4月からで、全国でもトップクラスの遅さのようです。

開始が遅いので終了も遅く、6年生の夏には実習の合間に研修先のマッチング試験を受けることになります。実習を休むためには先生の許可をとり、しかるべき書類を提出しなければならないので、なかなか大変です。また、実習のあとには卒試もあり、実習と並行してマッチング試験・卒試・国試の勉強をすることになります。

ほとんどの先輩方はそれで問題なくクリアしていっています。なので、試験に受かるかどうかという意味では現在のスケジュールのままでも良いのです。

問題は、マッチングと実習が重なるせいで、「興味がある科かどうか」でなく「スケジュールに余裕があるかどうか」で実習の診療科を選択することになりがちということです。興味があるからといってハードそうな診療科ばかり選んでしまうと、マッチングの時期に大変な思いをしたり、国試の勉強をする時間がさらに減るのではという懸念が生じます。

なんだか本末転倒ですよね。実習の時期が前倒しされれば、もう少し興味のままに選択できるようになるのではないかと期待します。

 

ちなみに私も先日、来年度の実習ローテートについて選択希望調査がありました。ここを回りたい、でも子供もいるし…と色々迷いましたが、結局、「興味あり」と「スケジュール余裕あり」を6:4くらいの感じで選びました。うーん…。

 

ウワサ3:授業のオンデマンド化

信憑性 ★★☆☆☆

コロナ禍で、授業のオンライン化がどんどん進みました。今は対面講義もあるようですが、正直、一方向の講義なら対面である必要はなく、リアルタイムである必要すら感じないです。

5年生の実習では、各診療科がこれまでの講義用、あるいは研修医向けに作った動画がwebclassというオンラインプラットフォーム上に公開されていて、好きな時間に視聴することができます。ローテート中に指定の動画を視聴することが課題となっている場合もあります。

また、現在、解剖学と発生学については、2年生の講義動画を他学年でも視聴することができます。

全ての診療科、全ての講義で動画が公開されているわけではありませんが、空いた時間で視聴できるのはありがたいです。過去の講義を他の学年で見られるのも嬉しいです。

双方向のやりとりがない講義はオンデマンド、発表やディスカッションのあるものは対面、となるとメリハリがあって良いなあと思います。

 

ウワサ4:授業の英語化

信憑性 ★☆☆☆☆

実習の最中、急に上の先生から聞かれました。

東工大と合併したら授業が全部英語になるってホント?」

信憑性はかなり低いと思いますが(笑)、もしそうなったら、ただでさえ消化するのが大変な講義内容が、ますます消化不良になりそうで…おそろしい…。

 

つぶやき

医学部のカリキュラム変更については、東工大との合併とはまた別に検討されているものと思います。教養についても、合併していきなり合同授業にはならないと思うので、変更されるとしてももう少し先の話になるのではないでしょうか。

個人的には、実習の前倒しと、授業のオンデマンド化は賛成です!

(ただし、あくまで噂なので、本当に検討されているかどうかはわかりません)