東京医科歯科大学(東京科学大学(仮))医学部編入とTOEFL受験

東京医科歯科大学医学部編入とTOEFL受験の情報を発信します。

TOEFL:Writingを持ちネタで乗り切る、の具体例

 

 Writingのindependent taskに対して持ちネタを使って回答する、というのを実際にやってみようと思います。(ネットで適当に探した問題にぶっつけで答えています)

回答案の内容は、TOEFL力90の私が5分くらいでざざっと考えた回答なので全くあてになるようなものではありませんが、「持ちネタを使って解答する」ということの雰囲気がこれで伝われば嬉しいです。

仮にエピソードを5個用意するとします。なるべく守備範囲の重ならないものが良いので、

  • 【スポーツ】バスケ部の活動を通じてチームワーク、最後まであきらめないことを学んだ。一生の友達ができた。
  • 【勉学】先生に放課後よく授業外で実験をさせてもらった。このことが今の研究生活につながっている
  • 【家族】家族の誕生日は毎年必ず全員集合でお祝いし、写真とビデオで記録も残している
  • 【国際】海外旅行でドイツに行ったときに、事前にPokémon goについてドイツ語で話せるように練習して行ったら、現地の子供たちと仲良くなれた
  • 【他】ペットとして犬を飼っていて、毎朝ランニングがてら散歩している。早起きも運動もできて健康だし、散歩で友達になった人もいる。

こんなセットにしてみます(オススメというわけでは全くないです、一例です)。

では試しにこの5つを引っさげていくつかの問いに答えてみます。

 

第一問

  • インターネットは私たちの文明に悪い影響を与えた yes/no ?

 

主張は「No」にします。具体例はストックの5つから、バスケ部と家族のお祝いとペットをチョイスしてでっちあげてみます。

【具体例1】

私はバスケ部でずっとバスケをしてきた。良いプレーをするには上手なプレーを見て学ぶことが一番の近道だ。現代はインターネットのおかげで、同学年レベルからNBAレベルまで、さまざまな選手のプレーを見ることができる。高校生の頃、ある海外の高校生チームが残り1秒まであきらめずに戦い劇的な逆転勝利をおさめた動画を見つけ、自分のチームメイトと共有した。このプレーに勇気づけられ、私たちは次の試合で同じように最後まで精いっぱい戦い、ブザービーターで勝利を収めた。このようにインターネットを通じて、今まで出会うことのできなかった情報にアクセスできるようになり、その情報は時に素晴らしい結果をもたらす。

【具体例2】

私たちの家族は、家族の誰かの誕生日には必ず集まってパーティーをしていた。それぞれ成長し、別々の場所に住むようになってからはなかなか全員が集まることは難しくなってしまった。しかし、インターネットを通じたテレビ電話のおかげで、遠く離れていても一緒にお祝いをすることができるようになった。インターネットがあれば実際は遠くにいる人とも同じ時間を共有し大切な思い出を作ることができる。

【具体例3】

私は犬を飼っている。ある日、リードが外れて犬が行方不明になってしまった。写真付きの情報をTwitterで情報を拡散したところ、同じ町に住む人から目撃情報が多数寄せられた。その情報を頼りに探したら2日で見つけることができた。直接面識のない多くの人が瞬時に団結し、協力して問題を解決することが可能となったのはインターネットのおかげである。

 

ここからちゃんとブラッシュアップすれば十分回答を作れると思います。

試しにもう一つ。

 

第二問

  • Some people think it is the best approach for students to learn if school start the day at an early time in the morning. But someone thinks the school should start the day at a late time. Which one do you prefer? Use specific reasons and detailed examples to support your answer

 

ここでは、バスケ、犬と、課外実験のエピソードの改変版を使ってみます。立場は「it is the best approach for students to learn if school start the day at an early time in the morning」でいきます。

【具体例1】

早起きは健康に良い。以前私はいつも夜遅くまで起きていた。2年前からペットの犬の散歩を担当することになり、早起きするようになった。すると、風邪をひかなくなり、頭も冴え授業に集中して取り組めるようになった。夜も早めに寝て質の良い睡眠を取れるようになり、以前よりずっと健康に過ごせるようになった。学校の始業時間を早めれば生徒たちは早起きして健康になり、より集中して学べるはずだ。

【具体例2】

部活動の時間を放課後にしっかり確保でき、その分授業に集中できるようになる。なんらかのクラブに所属している学生は多い。私も高校の時バスケ部に所属していた。放課後、学校が閉まるまでの時間は十分とは言えず、始業前や授業の合間にも練習していた。すると、授業と部活の切り替えがうまくできず、どちらも集中できないことがあった。学校の開始を早くすれば、部活動は放課後に十分時間を取ることができ、生徒は授業により集中できる。

【具体例3】

授業の他に学ぶ時間を持てる可能性が広がる。私の友人は部活動に入っていなかったが、放課後にボランティア活動をしていた。その時の経験は彼女の現在の仕事にもつながっている。こういった活動は早朝ではなく大抵日中に行われるので、学校の開始を早めることで参加できるチャンスが広がる。このことは生徒の学びの幅を広げるはずだ。

 

まあ…なんか今ひとつですが、無理やり持ちネタ5つからアイディアをひっぱってくるならこんな感じでしょうか…。しかも今回、家族ネタと国際交流ネタは用意したのに使えなくて、例題の選び方を失敗した感がありますが、なんとなく全体の雰囲気が伝わればよしとします。

 

ストックしたエピソードについては事前にきっちり英作文しておけば、当日、自信を持って回答できます。全部ストックから使えなくても1つ使えるだけでだいぶ楽ですよ。具体例にあれこれ悩まなくて良いのもメリットです。

エピソードを作りこむこと自体が英作文の練習にもなります。

 

(ちなみにバスケ部だったのは本当で、犬は飼ったことがないです。)