ここでは、2019年度東京医科歯科大学学士編入試験の面接試験の概要を書いていこうと思います。
受験者数
1次試験 59名
2次試験 21名
つまり、全受験者の約1/3が1次試験を突破して面接に進みました。
面接の形式
面接対象者21名が10名と11名に分けられ、午前と午後の2部制で行われました。
グループ面接と個人面接があることは事前に送られてきた通知に記載がありましたが、その内容の詳細については事前には知らされませんでした。
到着すると控え室で全体の流れとそれぞれの時間制限が説明され、5名or6名のグループに分かれることが知らされました。
グループ面接1
いわゆるグループディスカッションです。
1.シンキングタイム
控室でディスカッションテーマと関連情報の書かれた紙を配布され、自分の考えをある程度まとめる時間が与えられました。
2.自己紹介
面接会場に移動して、はじめにひとり1分間で自己紹介をしました。
3.ディスカッション
5人グループは30分、6人グループは36分で、先に渡された紙に書いてある課題について討論します。
付箋とペン、ホワイトボードは自由に使って良いと言われました。司会や板書係などの要否含めて話し合って決めるように言われました。
面接官は5名程度いて、スタートと終了の合図以外は特に何も言わずに議論の様子を横で聞いているというスタイル。
4.発表
「議論の内容を踏まえて各自自分の考えを述べよ」というもので、ひとりずつ順番に発表しました。持ち時間はひとり1分です。
詳細は別記事で書きますが、グループ面接1は最後の1分間の発表で多少差がついたように思います。
グループ面接2
2回目のグループ面接は、「大学時代に学んだこと」というテーマでそれぞれ6分間のプレゼンと、それに続けて6分間の質疑応答があるというものでした。
大学以降のとりくみも含めていいが、必ず大学でのことに触れよ、という指示でした。
「学んだこと」なので研究以外の経験などでもよかったのかもしれませんが、結果的に全員、自分の卒論や修論の内容を話しました。
こちらも面接官はタイムキープと進行のみで、質疑応答まで含めてグループメンバーのみで行いました。
個人面接
グループ面接の時と同じ面接官(約5名)の前に座って、面接を行います。
特殊なものではなく、いわゆるふつうの個人面接でした。
大体イメージしていただけたでしょうか?
交通遅延であっても遅刻は一切認めないとのことなので、くれぐれもご注意ください!
次の記事から、各面接の内容の詳細を書いていきます。