東京科学大学(旧・東京医科歯科大学)医学部編入とTOEFL受験

旧東京医科歯科大学医学部編入とTOEFL受験の情報を発信します。

医科歯科の編入試験対策これをやっておけばよかった!(コメントへの回答)

久しぶりの投稿となってしまいました。

ハードな1月試験、2月試験を無事に乗り切り、約1年ぶりの"何もないフリータイム"を「ちょっと」満喫していたら3月になってしまいました(猛省)。

 

さて、本ブログのアクセスログを見ると最近の1位は「推薦書の書き方」のようです。

わかります。編入の推薦書ってどういうノリで書いたら良いのか、あまりヒントがないんですよね。私も検索しまくって、どなたかのブログ1件見つけて、それを参考にさせていただいた記憶があります(でもそれも正確には医学部編入の推薦書ではなかった)。

やっぱり医学部編入の情報は少ないですよね。

それで、もう少し編入にかんする情報を整理して発信しようと考えていたところ、コメントにて「医科歯科の編入の勉強方法や、これをやっておけばよかった」ということを知りたいというリクエストをいただいたので(ありがとうございます!)先に少し書きたいと思います。

 

まず結論を書いておきます。

医科歯科の編入の勉強でまずやるべきことは「英語」です!

個人的にはとくにTOEFL対策をもっと早くしておけばよかった、と切に思います。足切りでヒヤヒヤするのなんて嫌ですからね…。入学してからも、同期のTOEFLスコアの高さに肩身の狭い思いをしたりしなかったり…。

 

なぜ英語か?

理由は2つあります。

  • 英語力が重視されているから
  • ほかにできることが(あまり)ないから

 身も蓋もないですが…。

 

医科歯科の編入試験では英語力が重視されている

医科歯科の医学部編入の筆記試験は英語の試験です。最近、試験内容が変更され、英・数・物・化・生の5科目から、「自然科学総合」と言う名の英語1科目になったのです(内容の詳細等は後日)。

加えてTOEFL足切りスコアは80です。非帰国子女にはまあまあしんどいスコアです。

とにかく英語が得意であれば相当有利であることは間違いありません。

 

実際、編入生は英語ができる

私の同期は帰国子女が2人、うち1人は高校からアメリカです。前記事で書きましたが、帰国子女でない2人も英語の授業は1番上のクラスにおり、相当得意なようです。

そんな彼らと比べると私の英語力はかなり貧弱で情けないですが、インプット(Reading, Listening)は何とかできるので、論文読んだりは一応できます。

1コ下の代もアメリカの大学を出た人がいるようですし、他にも帰国子女がいるようです。

そういうことです。

 

他にできることはあまりない…かもしれない

留学経験がある人はそれだけで有利!

社会人は、職務経験がアピールポイントとなるはずです。

研究をしていた方はもちろん、研究の経験がアピールできます。

しかし、留学も社会人経験も研究も、基本的には今から編入のためにどうこうできるものではないはずです。

ではまず何をしたら良いかというと、一番効率が良いのは英語力を鍛えることだと思います。TOEFLは勉強ツールがたくさんあり、勉強法もある程度確立されています。二次の筆記試験対策はTOEFLの対策と共通するところも多く、効率が良いです。他のこと(志望動機や面接対策など)は、とにかく英語の勉強を始めてから考えるのが得策です。

 

留学したことのない現役学部生にできること

経験が評価されるとすると、ずっと日本にいた現役学部生は留学・社会人・研究の経験がなく不利な感じがしてきます。が、安心してください。私の同期のうち2名は、「留学したことのない現役学部生」で合格しています。

彼らを見ていて思うのは、英語対策はもちろんですが、卒業研究にしっかり取り組んでいるということです。関連した論文を読んでいる、自分の研究を自分の言葉で話せる、など、自分が学部生の時と比べると相当ハイレベルだなと思います。

編入試験があるのは5~8月くらいですから、受験時にはまだ学部4年生になって間もなかったはずですが、面接でもしっかり話せたのだろうと思います。現役学部生の方は、ぜひ早めに卒論に取り組んで、人に説明できるレベルになっておきましょう!

 

結論

  • まず手を出すなら英語
  • 留学経験はそれだけでアピールになる
  • 社会人経験があれば魅力的に語れるようにしておくべき
  • 研究成果があればわかりやすく説明できるようにしておくべき
  • 現役学部生は卒論に真摯に取り組むべき
 
それぞれについて、もう少し細かいことを今後また少しずつ書いていきたいと思います。